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橘天敬 生誕100年記念屏風絵展

東京美術倶楽部」で開催されている「橘天敬 生誕100年記念屏風絵展」に行ってきました。

昭和期に活躍した日本画家ですが、海外で高く評価された方で、
作品の多くはイギリスの大英博物館、アメリカのフリーア美術館に収蔵されているのだとか。
そういった海外にあった作品が日本に里帰りすることになったというものです。

絵画、墨絵なども手がけられているようですが、今回見ることが出来たのは屏風絵。
(墨絵も見てみたい!くらい、本当に素敵)
今まで一度も見たことのなかった屏風絵は、まずその大きさに圧倒されます。

今回初めて知ったのですが、屏風絵には「六曲一双」という様式があり、
これは、六枚折の屏風が二枚でペアになっている屏風のことを言うのだそうです。
屏風の枚数を数える単位「双」は二つで一対になっていることを表わすのだとか。

高さは180cm程度、幅は5メートル以上もある作品がところ狭しと並べられていて、圧巻。
作品の前に立つと大人であっても小さく見えてしまうくらい、その迫力といったら、本当にすごいものでした。
でも、本当の意味での迫力は大きさだけのものではなく、その絵にこめられた橘天敬氏の思いが感じられたからなのですが。

激しさや大胆さと、優しさや繊細さが同居した、なんともいえない屏風絵の数々。
色使いの美しさ、モダンさは、絵それぞれの発表年から数十年経った今なお、
ナマっぽさや新鮮さに通じる、息遣いのようなものが伝わってきました。

何の説明もなく、ただその絵を見て感じたり、説明があって、その絵を見て思いを馳せてみたり。

ご本人のコメントが絵の前に掲げられていた作品が数点ありました。
その1つが、「スターンの桜」という絵。
代表作の1つと言われるものだそうです。

満開の桜の木、一体いくつ描いたのだろうというくらい無数に咲き誇る、本物のような桜の花。
そして、はらはらと、はかなげな印象の桜吹雪。
その木の下には、明らかに日本人ではないと分かる男性が衣冠束帯姿で目を閉じて横たわっているのですが、その人が「スターン」という方なのでした。

彼の絵の海外における最大の理解者・アメリカフリーア美術館館長のスターン博士を偲んで描いた大作なのだそうです。
完成まで3年。
その方がこの世にいなくなってから3年かけて描ききったということが、ご本人の言葉として絵の前に掲げられていました。

どんな思いでその絵を描いていたのだろう。
しかも3年という長期間に渡って。
そんな風に思いを馳せながら、その絵をじっくりと見つめていると、なんだかとっても胸が苦しくなってしまいました。
そのくらい、心が伝わってくる、そんな絵だったのです。

それから、印象的だったのは「納得した(満足だったかな)絵を描いたことが無い」という言葉。
あれだけの大作を手がける人をもってして、この言葉・・・。
頭が下がります。

そんなこの方の言葉に「藝は神なり、術は人なり」という言葉があるそうです。
「芸術」という言葉を解体し、考えられたというこの一言。

この空間にはとてもとても濃厚な空気が充満していたように思いました。

橘天敬
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by eicolien | 2006-05-16 23:59 | アート、ヌリエ